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このページはラーメンをする「晶」によるラーメンのページです。

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私事いろいろあり、更新が遅れていてすみません。

ラーメンは食べているのでご安心を。 

まことに僭越ながら、ラーメンの本を出版いたしました。
「ラーメンを味わいつくす」 光文社新書 700円+税

自分でも言うのも変ですが、面白いです。ラーメン屋さん350店リスト付き!
すでに発見された誤りはこちら。。。かなりたくさんあるので恥ずかしい!!

URLが変わっています!!!
http://isweb19.infoseek.co.jp/gourmet/shomen/
http://go.to/shomen
  でも行くようになっています。


新聞記事より(4月15日の読売新聞)

宇宙でもラーメン…日清食品が究極の即席めん開発へ

日清食品は15日、宇宙開発事業団(NASDA)と共同で、無重力空間でも食べられる宇宙食ラーメン「スペース・ラム」の実用化に向けた研究を始める、と発表した。2―3年後をめどに、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の建設作業などに従事する予定の日本人飛行士向けに開発する。 NASDAが、宇宙での長期滞在用に栄養面や味に優れた日本食開発のアイデアを募集したところ、飛行士にも人気があるめん類の開発を提案した日清食品に白羽の矢が立った、という。 無重力の宇宙ステーションやスペースシャトル内でも手軽に食べられるようにするには、パッケージや、めん、具の形などに様々な工夫が必要になる。日清食品は、「インスタントラーメンを発明した安藤百福会長の強い意向を受けて“究極の即席めん”開発に取り組む」と説明している。

この間、宇宙食に関する記事を読んだとき、汁物はダメということだったのでがっかりしていたのだが。これで宇宙に行く希望が。。。(笑)


今月のラーメン

葫@行徳の「キンギョちゃん」

季節ごとに秀逸な特別メニューを出す行徳の葫。今年の夏は、野菜の旨みが凝縮したスープを冷やしてビシソワーズ風に。金魚草がかわいい。

デザートのローズヒップゼリー付き

*******今月のコラム

 5,4,3,2,1。強烈な光とともにロケットが上昇をはじめる。すぐに、地鳴りとともにバリバリという轟音。ぐんぐんと加速されたロケットは東南の空へと上がっていく。このロケットは探査機「はやぶさ」を小惑星へと運ぶのだ。白煙を後に引いて彼方へと消えていくロケットを眺めていると、これまでの努力も報われたという気持ちになってきた。
 私は惑星科学の研究者で、日本の様々な惑星探査計画に参加している。その惑星探査機を打ち上げる場所が、鹿児島県内之浦町にある、宇宙科学研究所の施設である。ここを初めて訪れたのは、5年前、火星探査機「のぞみ」の打ち上げの時だった。その後、ロケットのトラブルがあり、長い間、衛星の打ち上げは行われていなかった。そして今回ようやく、小惑星に向けた探査機を打ち上げることになったのだ。
 内之浦町は、大隅半島にある人口5000人に満たない町である。ちょうど、靴の形をした半島のかかとの部分にある。昨年末に新しい道路が開通したとはいえ、鹿児島市からはたっぷり3時間近くかかる町である。その小さな町に、一軒のラーメン店があり、昔から、衛星打ち上げで訪れる人達はよく訪れていた。
 衛星の打ち上げの前には、様々な試験をする必要がある。そのため、打ち上げの前に何度か現地を訪れることになる。しかし、試験の時間は不規則で、夜遅くまでかかることも、早朝から開始することもある。一方で、丸一日休みになることもある。今回、その店に行くのを楽しみにしていたが、昼時しか営業していないその店を訪れることはなかなかできなかった。試験・打ち上げの施設から店のある町までは歩くと1時間以上かかるのだ。
 ようやくチャンスが来たのは、2回目に内之浦町に来たとき。2時くらいに試験が終わったため、急いで町を目指し、その店、マツワキ食堂へ。誰もいない手前の信号が赤になっているのがもどかしい。暖簾は無いが、営業中という木の札がかかっている。店内には店の主人だけ。この雰囲気は5年前と同じだ。
 食堂といってもメニューはラーメンのみである。テーブル席に座り、ラーメン中を注文する。450円。日焼けした若く見える主人。あれ、以前は年配の人が店主だったはずだ。後から聞いた話だと、代替わりしたらしい。まずは大根漬けをたっぷりだしてくれる。そう、鹿児島のラーメン店では、どこでも大根漬けを出してくれるのだ。ラーメンはともかく大根漬けのダメな店は長持ちしないとも言われるくらい、鹿児島県では定着している。そして、麺を手で計り、湯に投入する。
 出てきたラーメン。さっぱりした豚骨だが、透き通ってはいない。少し黄色い油が浮いている。おそらくニンニク油なのかな、スープにもニンニクの風味が少しあるようだ。麺は中太でやや堅めで、ちょっともちっとした感じのある麺。そう、どちらかというと熊本タイプなのである。スープはこの麺に負けていない。うまく受け止めている。また、モヤシは宮崎ラーメンのような細モヤシ。麺と一緒になってうまい。そして、チャーシューの代わりに煮た三枚肉。これが典型的な鹿児島タイプのはすだったのだが、久しぶりに対面したと思う。いやいや、5年前の感動がそのままリバイバルした感じだ。今考えても、これまで食べた鹿児島ラーメンの中でも上にくる。食べ終わったあとでも化学調味料の後味は感じなかった。あとから来た若い男に、「まだめし食ってないだろう」と(どうやら自分用に作っていた)ラーメンを出す主人。スポーツの話題で盛り上がっていたが、何の競技かよくわからなかった。
 翌日は休日になった。数人を誘って、甫与志(ほよし)岳という大隅半島南部で一番高い山にハイキング。その帰りに、再びマツワキ食堂へ。今日は、衛星関係の技術者研究者が大勢やってきて、店は人で一杯である。そのときに出前も入っているらしくて、店はとても忙しい。昨日と同じラーメンを注文する。昨日とくらべると、スープが薄く感じる。山に登って体を動かしたためかな。それとも、人が多く次々とラーメンが出ているためだろうか。麺も柔らかめに感じた。
 午後は都井岬までドライブ。その途中で、鹿児島県の東端の志布志町にある、まるちょんラーメンに寄る。「○」の中に「、」があるマークが店名で「まるちょん」と読む。この付近ではとても繁昌している店らしい。実は、東京の十条に同じ名前の店があり、以前から関係が気になっているのだ。広い店がお客で一杯。大きな釜で次々と麺が茹でられている。
 大根漬けを食べてラーメン550円を待つ。さっぱりした色の豚骨スープでダシがしっかりと出ている。豚骨以外の材料も使っているのではと思う。ゴクゴク飲めるスープ。ニンニクも使っていると思う。ラードがたっぷりだがあまり気にならない。そして、自家製の麺は平たく伸びやかでつるっとしている。柔らかいのだが、コシがある。この麺ともやしが脂のあるスープによく合うのだ。そして、チャーシューは乱切りにしたのが5−6個のっていて、柔らかくてうまい。昔からの店なのだろうが、現在でも十分に通用するラーメンで、人気があるのが納得できた。このラーメンを食べながら、マツワキ食堂はもう少し頑張って欲しいな、と思う。
 翌週、衛星打ち上げを前に再び内之浦町に来た。これまで順調に来ていた打ち上げ準備が、天気に影響されはじめた。打ち上げ前にロケットを一度外に出してテストを行うのだが、雨模様になると延期になる。そのため、スケジュールが変更になり、予定通りに打ち上がるかどうかわからなくなってきた。それでも、打ち上げ2日前に、そのテストが昼過ぎに無事終わった。これで予定通りに打ち上げが行われる。
 どうやら急げば、マツワキ食堂に行けそうだ。宿に向かう車からちらりと眺めると、営業中の札が出ている。一度、荷物を置いて、店に行くと、札は仕舞われていたが、まだ大丈夫ということで、ラーメンを作ってくれた。今日は、ロケットのお客さんが来ると聞いていたのに、と店主に言われる。誰かが間違った情報を流していたのかな? 明日は多分、大勢来ますよ、と答える。
 期待していたのだが、今日のスープは、ちょっと残念な出来。麺の感じは良いだけに、バランスの悪さがさらに目立ってしまう。テーブルの上のニンニク醤油を入れても、味を整えることはできなかった。
 宿に戻って話を聞くと、代替わりして出前をするようになってから、味が変わったという人がいる。人が変わるとラーメンの味が変わるのは、全国共通なのだろうか。でも、今年最初に食べたときは、しっかりとしたラーメンが出てきたのだが。
 翌日は打ち上げ前日。この日は休日である。実質的に、マツワキ食堂を訪れることのできる最後のチャンスなので、仕事仲間と訪れた。人が多くて店が繁盛している。今日も注文は中450円である。気のせいかいい香りが漂っている。スープを一口。うんうん。今日のは、コクがあり、納得行く味だ。麺とのバランスもとてもいい。これなら、薄くなったと言われずに済むだろう。また、鹿児島市の一般の店と比べても遜色のないレベルになっている。同行者も、このラーメンは美味いと評価していた。美味いラーメンを食べると明日の打ち上げも成功するような気になるから不思議である。
 ラーメンは不思議な食べ物だ。おそらく二代目店主も、毎日同じように作っているつもりなのだろう。それでも、日によってバラツキが大きくなる。良いときに当たると評価が高くなるし、たまたま1度訪れたときが悪いときならば、低い評価になる。これから努力を続けて、いかに(良いときの状態で)安定した味を出していくかが、この店に求められるだろう。来年か再来年、また確認に来るぞ、という気持ちで、マツワキ食堂を後にした。店の外には行列ができていた。 

ちょっと昔のツアー報告

00年8月  讃岐うどん聖地訪問ツアー
00年10月 北陸大ツアー(敦賀屋台・新がんこ他)
00年10月14日 勝田台丸長・マルバ オフ
01年2月の熊本紀行をまとめました。1泊2日で11杯。
01年7月14日の大江戸テーマパークツアー(第一回1日乗車券有効利用対決)の報告
01年7月21日の秋田・山形日帰り旅の報告

 

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