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3月31日(月) 吾妻、【145】大石家、【146】藍嶌、【147】しらたか
かなり長時間ふとんの中にいたが、ほぼ1時間から1時間半おきに目を覚ましている。
体が重い朝だが昨日よりはいいか。ヨーグルトを一杯食べる。
シャワーを浴びて家を出る。電車にしようかと思ったが、車で。途中、総武線・中央線快速が止まっているというニュースが流れた。偶然とはいえ、今朝の判断は良かった。
高田馬場駅前の吾妻そばという路麺で朝食。吾妻そば380円。揚げ玉、きつね、わかめ、かまぼこ、ゆで玉子入りのそば。そばは、小麦入りの柔らかいタイプのものであまりうまくない。つゆは濃厚。どちらかというと古いタイプの立ち食い系かな。具はなかなかいい。揚げ玉が熱々なのは嬉しかった。
実家のそばの、五月台のクリニックで薬を処方してもらう。
栗平の大勝軒、つばさ屋ともに休み。そこで、大石家へ。昼時なのに先客はいない。車上狙いにやられた客の話を聞かされる。相変わらず、うまいラーメンだ。熊本で何軒か食べてきたあとでも、ここのラーメンのグレードの高さがわかる。今日は麺の良さも改めて感じる。ラーメンを食べていると、なんつッ亭バージョンで馬油をかけないか、と。真っ黒な少しとろみのある油をどんぶりの上にかけられる。馬油と知らなければ驚くだろう。面白い、ちょっと焦げた感じが加わるが、このスープはびくともしない。馬油はスープと混ざらないね、なんつッ亭は先に馬油を入れているけれど上に浮くから、と言ったら、じゃあ、もう一つやってみようと。どんぶりに油、馬油を入れてからスープを注ぐ。お、お、やはり上に浮かぶ。これを飲んで見ろと。レンゲですくって飲むと、熱い熱い。そして焦げた馬油の味。これはきついな。味付け程度に入れる量は少な目にした方がいいね、と感想を。
午後は相模原の研究所で会議。
帰りは甲州街道の方へ。調布の未食店、藍嶌へ。実は、旧甲州街道の布田の近くだ。もともと中村屋インスパイア系と言われていたがどうなのだろう。ラーメン+味玉で700円。中村屋ではなく、くじら軒と同じ丼を使っている。クリアな醤油色のスープにネギが一面に浮いている。メンマ、ほうれん草、海苔、チャーシュー、そして煮玉子。スープを一口飲むと、鶏のうまみが出ていて、中村屋よりも大喜に近いのではと思う。もっとも、中細でちょっと縮れている麺は、両方の店とも違う。麺自体はちょっと平凡かな。でもスープには合っている。メンマや柔らかいチャーシューも丁寧。煮玉子もいい。突出しているわけではないが、バランスよくまとめていて、なかなかいい店だ。
もう一軒くらいと思い、まだ、しらたかが未食だったので、探す。甲州街道からちょっと北に入ったところと思っていたが、なかなか見つからなかった。ようやく発見。長いカウンターと、奥にテーブルが2つ。しらたかラーメン700円を注文。ふつうのラーメンは500円で安い。鍋でモヤシなどの野菜を炒めて作る、札幌系の味噌の手法。たっぷりの野菜の他に厚いチャーシューも3枚のっていて嬉しい。スープは、単純なピリ辛味ではなく、いろいろな種類の香辛料を使っているのがわかる。この前の三崎とは大違い。味噌の味もいいし、今までどうして来なかったのだろうとちょっと後悔する。でも食べ進むうちに、10年前にこのあたりに住んでいたとき、この店に来たことがあるような気がしてきた。もっとも、幻想にすぎないのだろう。熊王や、そらまめ拉麺本舗は来ていたけれど、しらたかは知らなかったはずだ。でも、そんな懐かしさも感じるような味だった。
甲州街道から山手通りに入り、直接帰宅した。あまり無理はしないようにしよう。
今年75軒目の新店。昨年よりも新店訪問のペースが高いのは、地方遠征のためか。
3月30日(日) 【143】甚六亭、【144】つけめん岡崎
朝、体がだるくて動かない。咳と頭痛と微熱。
夜中に何度も起きるのは例によってだが、9時近くまでぼーっとしていた。かといってすっきりしたわけではなく、ヨーグルト、伊予かんが朝食変わり。テレビの甲子園中継を昼近くまで見る。
大塚大勝軒に行こうと考えたが、量を食べる自信が無い。池袋へ。岡崎、二天には行列。そこで、未食の甚六亭へ。場所がわからず一周した途中で、硯家といううどん屋を見つけた。テレビ(TBSのウエストパークなんとか)とタイアップしたキングラーメンというのが4日まで限定30食と書いてあったので、注文する。僕の後に来た人も数人注文していたから、やはりテレビを見ていたのかな。
ここは本来豚骨醤油の店らしいが、キングラーメンのスープは鶏ベースとのこと。のりとチャーシューに王冠のようなギザギザをつけてある。これは面白い。あとは半熟味玉が眼のように。コーンはちょっと余計かと思ったが、このとりあわせには合っていた。スープは鶏の味がよく出ていて、薄っぺらさはない。おそらくタマネギミンチが使われていて、それが適度な粘りをスープに与えている。麺はやや太めでモチモチした感じ。これはいい。店の雰囲気とラーメンの見た目はチェーン店的なのだが、これはしっかりした薦められるラーメンだ。海苔の質は悪くない。チャーシューだけ、ちょっとチェーン店的な味がしたが。まあ、この柔らかさはしかたないだろう。ともかく、また他のメニューも試してみたくなるレベル。先入観で店を避けるのはやはりよくないだろう。とはいえ、二天に行列がなければ、あちらに行ってしまったと思うのだ。
夕方、一度本郷郵便局に振り込みをしにいく。自動振り込みの機械があるのだ。明日までに振り込みをしなければならないものが2つ。そのままオリンピックに行き、ビデオテープと蛍光灯を購入。
夜、体調が悪い。ラーメンよりもつけ麺がいいかな、と思い、今朝通った岡崎に行く。黒800円を注文。辛汁付きである。店は地下にあり、もともとはスナックかなにかの雰囲気である。ちょっとラーメン屋らしくはないな。本格的に開いたとは思えない感じだ。こんなんで大丈夫なのかな。朝は東京一週間の100円ラーメンのため行列だったようだ。
スープは豚骨系に少し魚を効かせている。ちょっと油が多いかな。薬味がついてきたが、これを入れても味の雰囲気はあまり変わらなかった。つけ汁はそう悪くはない。チャーシューは麺の方においてあり、先に入れてやわらかくとの指示。ただ、麺にちょっとコシが足りなく、食べ飽きてくる。もちろん体調のせいもあるのだが。あまり美味しく食べれない。辛汁は面白い。でも、スープの方に入れたらいいものか、迷ってしまう。(これは高はしの味噌ダレと同じなのだが)。店を出てから、塩の方が面白いという話を聞いたことを思い出す。しばらくしてもう一度来なければならないかな。
3月29日(土) 【140】湯一、【141】がんこ総本店、【142】三崎
昼は車で、塩ラーメンをやっているという湯一へ。850円。カニのスープが今日までということだそうだ。しばらく来ていなかったので、その変化にもついていっていなかったのだが。
一口目、ちょっとしょっぱさが足りないかなと思ったが、いやいや、ダシと塩分がぐーんとやってくる。太麺だがここの麺はスープを吸っているようで、食べて味がある。メンマやチャーシューもいい。そうそう、食べながら塩つけ麺を食べている感じだった。それだけ、麺のコシがあり、スープにメリハリが利いていたということだろう。(麺の感じはこれまで食べたなかでは、新宿の某店にちかい。ややさくっとした堅さのある麺だ)。
そのまま早稲田へ。がんこ総本家のそばを通ると外に家元の姿が。今日はやっているのか。早速、車を先の駐車場にとめて、店へ。ちょうど店内に客がとぎれたときらしい。
汽鍋ラーメン700円。いや、こんなに柔らかさを感じるスープははじめてだ。いや、汽鍋で作ったお湯にたれを入れただけだそうだから、スープとはいえないのかも知れない。水の分子状態が絶対違うのではないかという柔らかさ。
そう、湯冷ましの感じかな。揚げネギはとても細い。さっぱりしていてスープをじゃましない。通常の揚げネギだったらスープを壊してしまうかな。麺の感じもスープに合っているし。もっと早く来るべきだった。となりに中国人がお客さんを連れてやってきて、いろいろ話をしている。中国本場の味なんですとか。この人、家元には社長と呼ばれていたよ。
夜は八重洲ブックセンターに行き本を探す。店員に聞いて検索してもらい、ようやく発見。文春文庫だと思っていたのが、角川文庫だった。あと、あまから手帖のバックナンバーを探すが、実質的には無いに等しかった、また注文しなければならないか。その後、東京駅付近で食事をしようかと思うが、未食の魂屋に。土日休みになっていた。では、麺塾。ここも閉まっている。八島も閉まっている。(土曜の夜はやっていなかったかな)。神保町の野さ。すでに閉店。4軒ふられた。そこで、水道橋の三崎に行こうと。一度(阿佐ヶ谷の支店として?日の出食堂の名前で開いた店だ)。まあ、閉まっていても、麺一筋があいているはずだ。店が開いているのを見てほっとする。
食券機にあるピリ辛ラーメンを注文。豚骨醤油のスープ。それ自体はあまり脂気は強くないが、ピリ辛とういのが、一味で味をつけた油なのだ。たしかに辛いがちょっと単純すぎる味で、ラーメンに唐辛子をふったような感じである。あとは、たっぷりのネギ、なると(そういえば日の出食堂は麩じゃなかったかな)、バラ巻きの小さなチャーシュー、海苔。なんだかネギが印象に残るような感じで、あまり、インパクトは強くない。まだ日の出食堂の方が良かったかなあ。
3月28日(金) 鐘庵、【138】金鳴、【139】広州市場
3月27日(木) アートホテル
3月26日(水) 【135】たけちゃんにぼしラーメン、【136】無坊、【137】虎心房
3月25日(火) 【132】永楽、【133】武蔵青山、【134】天童稲城店
3月24日(月) 【131】大喜
3月13日(木) 【130】つじ田、【131】秀、うどんダイニングこむぎ
3月12日(水) 加美良、【129】好日
3月11日(火) 学食、【128】すなが
3月10日(月) 鐘庵、山上会館、【127】がんこ本郷
3月9日(日) 【125】神名備、【126】花月春日店
3月8日(土) 【122】麺高はし、【123】まるさん、【124】上弦の月
3月7日(金) 【120】梅もと、【121】天照
実家でたっぷりの朝食。午前中の用事のあと、都心に向かうも雨の中、渋滞にはまる。青梅街道から早稲田通りに逃げるも、状況は変わらず。ついでに、リニューアルオープンしたがんこ総本家に行ってみたが、12時かららしい。雨の中、40分も待つ気力も無いので、ちょっとご無沙汰している梅もとへ。食券機にもブラックホール盛があるのを見て笑ってしまう。控えめに中(1.5玉)を注文。あれえ、これは大(2玉)ではないか。さらりとした胡麻味のつけダレに、細かい角煮豚が入っている。麺が前に食べたときよりも、のどごしがずっとよくなっている。というわけで、つるつるどんどん入っていき、食べ終わったときは、まだ食べられる状態。また、麺とつけ汁のからみがいいから、ほどよくつけ汁も消費。(大盛りだとお代わりができるはず)。スープ割りも楽しんだ。
西村さんの話だと、ブラックホール盛、すでに達成者1名いるとのこと。数十人がチャレンジしているが、ほぼみな、残り2−3玉分でダウンするとか。やはり、ビッグバン盛が人間の限界なのかな? 東京だけではなく、静岡のTVの取材が入ったら、わざわざ食べにきたお客さんもいたとか。
大学では会計関係で大変。前倒し購入をできればして欲しいとのお達しで、新年度に購入予定(パソコン4台!!)のものを前倒しにして書類を作ったとたんに、他から23万円の書類がまわってきた。ちょっと前までは余裕の黒字スタートのはずが、大赤字スタートの来年度だ。ただノートパソコンは現物が店舗にあったのでラッキーである。最後の最後までWindowsにするかMacにするか迷ったが、希望機種(Let's Note)の現物があるのなら即決である。これで、3月-5月の出張先で仕事ができる。まあ、今週末はソフトインストールでパニックになることが予想されるのだが。
3月6日(木) 【117】勇次、【118】春夏冬、【119】天童
夜中には、海外から来客に遭う予定もあったのだが、研究所の会議・衛星テストが優先。でも会議が終わったら、私の関わる部分のテストはすでにほぼ終わっていた。空腹と眠気が同時にやってくる。まずは、空腹処理である。
3月5日(水) カブール食堂、【116】勇
朝は松屋のカレー。昼は、Marさん情報で、小川町に開店したばかりのアフガニスタン料理店、カブール食堂。店の中は、2人がけのテーブル以外は、座敷になっていて、座って食べる。これは面白いスタイルだ。ランチは、カレー1種で850円、2種では1000円。これに、ナン、ライス、サラダ、カバブ、ヨーグルト付き。あとドリンクが100円。カレー2種、チキンと赤豆で注文。さらにマンゴジュース。カレーは辛さは強くなく、マイルド。赤豆カレーは、言われないとカレーとは気付かないかも知れない。ちょうど豆の甘みと打ち消し合うような感じ。でも、いずれもスパイスはうまく利いているようだ。ナンの味が今一つだが、実際の味に近いのかも知れない。
午後は浜松町でたっぷり会議。でも、かなり建設的で良かった。ちょっといい気分で、帰りに、勇に寄る。まだ今シーズンは味噌を食べていないからだ。味噌900 円に味玉150円。さっそく話かけられる。なんでも、1月に調子が悪くなり、1度倒れてしまったとか。いろいろ見ても悪いところが見つからず、薬を与えられたら副作用で肝臓の数値が悪くなり、一時は肝臓病の疑いをかけられたとか。結局、慢性疲労症候群とやらで、今でも点滴を1日おきに。でも、ようやく良くなっているようだ。相づちを打っていたら、「そういえば医者だよね」と。誰と間違えられたんだ?
今日の味噌、うまかった。スープとのバランスがよく、また、ナッツの味が味噌とよく調和している。シーズンに何回か味噌ダレを仕込むはずだが、今のはよい出来なのかも知れない。今日の味噌なら、文句無しに推薦できるレベルだ。後味もよく、満足。ただ、味玉が大きいけれど、ニ黄卵ではなかったな。
3月4日(火) 【114】大喜、【115】ちゃぶ屋
朝は学食。午前中は会議。その後、書類を取りに行くと1時くらいになる。湯島の方に行くと、大喜の行列が10人強だったので予定を変更して並ぶ。僕の後ろは、(同僚から大喜の行列が短いということを連絡してやってきたらしい)数人のグループ。店内から出てくる何人かに挨拶していた。ラッキーは重なり、とりそばも小ごはんも残っている。店に入るなり、武川さんに疲れた顔をしているね、といわれる。寝不足かな。ちょっとまだ。(確かにあとで確認したら目の下に隈ができていた)。とりそば。今日は、シャープな麺が際だっていた。サクサク、つるつる。いつも思うのだが、サラダを食べているような感覚がある。また、鶏の味が非常にすっきりと出ているスープである。いやいや、やはり大喜はすごい。
昨日はぢゃぶ屋、今日はちゃぶ屋である。閉店直前に滑り込んで、味噌を注文。森住さんが現れて、ちょっと会話。カップ麺の開発の話などをうかがう。味噌は以前とは変化して、けっこう力強い味になっている。同じところの味噌だが、材料の米が違うものを使っているとか。ちゃぶ屋は、醤油が代表的だが、むしろ僕は味噌こそ、オリジナリティが強いと思っている。相変わらず、つるっとした麺の食感はよく、たちまち食べてしまった。
3月3日(月) 【113】ぢゃぶ屋
朝はパン1つ。昼は実験準備をしているうちに、会議の時間がせまり、弁当。そのあとは、実験。こんな調子で夜の約束に間に合うかと焦ったが、ちょっと遅れるとの連絡で助かった。でも予定を変更して、恵比寿のぢゃぶ屋。いや、何となくつけ麺気分になっていたのだ。実は、世田谷では何度か食べたがここは未食。醤油つけ麺にもち餃子。さらに別皿であぶりやきチャーシュー。醤油は、豚骨が結構強めに感じる。そのコクで食べさせるような感じだ。麺に勢いがあって美味い。一方、辛みそのつけダレは辛さが半端じゃない。あまりつけ過ぎると麺の味がちょっとわからなくなる。そうそう、もち餃子は、白玉モチみたいな感覚で、具としてはなかなかのヒット。あぶり焼きチャーシューは、単体ではうまい。でも、つけ汁に入れると良さがわからなくなるのは、世田谷と同印象。スープ割り(そば湯割り)。こってりで頼んだ辛味噌の方のスープがとても美味い。これでラーメンを食べてみたい。
温麺を冷麺に変更するのが通っていなかったことを指摘すると、すぐに作り直してくれたり、店を出るときへの挨拶など、細かい接客がとても良かった。
そうそう、購入したデジカメの使用報告だ。
まず、欠点はレスポンスタイムが遅いこと。立ち上がりの時間はNIKONよりも早くでまあ許せる範囲かな。ただ、シャッターを押してからのタイムラグが大きい。0.3-0.4秒くらいかな。そのため、列車の車窓風景を撮影する場合など、うまく撮れたと思ったら、電信柱が写っていたりする。もう1つは、保存されるファイルサイズが、JPEGでも圧縮の弱いレベルで、600-700KBくらいのサイズなのだ。これはNIKONの約倍近い。つまり、同じメモリーカードでも撮影枚数が約半分ということになる。さらに、電池ケースの蓋が弱く、この2日間で3回、蓋がはずれて電池が下に落ちた。これも、起動しないから気付いて、ちょっと戻ったら落ちていた電池を発見というもの。夜間などは、まず見つからないだろう。
長所は、なんといっても、F2.6の明るさ。0.2の違いのため、室内でラーメンの写真を撮るときにぶれなくなった。この点は、上記の短所を十分に埋め合わせている。あと、マクロへの切り替えが簡単、フラッシュ無しなどの設定を記憶させることができる、などなど。操作パネルは全体的に使い易い。あと、理由にならないかも知れないが、コンパクトさの割にちょっと重いので、手にしっくりくる。このあたりは、CANONのIXYと同じかな。また、内蔵メモリもあるので、メモリーカードが一杯になったときでも、まだ撮像は可能である。
3月2日(日) 【106】なべさん、【107】味来軒、【108】ふくや、【109】味の文化城、【110】やまと、【111】こだいこ、【112】貴龍
5時過ぎ、うるさい音。何かと思ったら暴走族らしい。居心地のよいホテルだっただけに残念。
7時に下に行き、おにぎりとみそ汁の簡単な朝食。宿泊客でにぎやかな部屋。簡単だけれど、おにぎりは嬉しい。こういったところは、お客の心をつかんでいるのだろう。
歩いて博多駅へ。飛行機の半券を出して、九遊券を購入、3000円。今日は、久大本線、豊肥本線という未乗の2路線に乗る。当初は、北九州に行って、熊本という予定だったが、このコースだと大分も回れる。また、ラーメンを食べる杯数もあまり多くなくて済むかなと。
昨日は飛行機の遅れという事件があったので、日帰りだとラーメンはほとんど食べられないところだった。やはり1泊しなければ。それにしても、2日で、対馬、博多、大分、熊本とは贅沢である。
博多駅にゆふ号のディーゼルカーが入ってくる。客はハイキングの服装をしている人が主だ。鹿児島本線から丸幸を探したがわからなかった。久留米から東へ。朝日がまぶしい。天気は好転したが、山々は朝日にかすんでいる。やがて、日田で多くの人が降りる。山を越えて、湯布院の盆地へ。鶴見岳が大きく見えてきた。ぐるっと回って谷を下っていく。
大分駅で普通に乗り換える。海岸沿いを走る。気持ちいい。高崎山とサルがちらっと見えた。東別府で下車。駅から、古い建物がならぶ小路。屋根が曲がっているものも。ちょっとタイムスリップした気分である。
浜脇温泉、まわりこむと、なべさんラーメン。どうやら再開発されたようで、一帯はビルになっている。ラーメン屋の建物も含まれている。
開店時間は11:30。あれれ。そこで、先に温泉に入る。なんと100円。安い。中は広く、一段高い脱衣所から浴場がまる見え。柔らかい湯で気持ちがいい。さて、湯から出て、開店前のなべさんラーメンに並ぶ。10人以上の行列ができる。数分早く店をあけてくれた。カウンターの左端に座り、ラーメン530円を注文。
大きな圧力釜が目立つ厨房。豚骨とりガラ、野菜かつお、などなどとかいてある。確かに白い鶏ガラベースかとも思えるスープ。細モヤシ、味のついたチャーシュー3枚、その上に胡椒。中細のストレート麺。あまり堅くはない。(加水も)一口目、うすいかな、と思う。でも、ダシがでていないわけではない。麺をたべさせるには、パンチが足りないかな。大分はこのようなタイプを好むのかな。
モヤシでさらにうすくなるかんじ。ただ、胡椒ののったチャーシューを食べるといいlかんじ。そこで、胡椒をちょっと加えてみる。コクが深まるようだ。さらにテーブルの上にあった一味を加えると、ちょっとピリリとした感じでスープがしまり、濃くなってくる感じだからふしぎだ。うまいうまいと、どんどんスープを飲む。この加減は微妙なのだろう。スープをしっかりとっているからこそ、味が深まるのだろうか。
さっと食べ終えて、店を出る。駅に着くと、ちょうど列車が到着するところだった。これで大分でも少し時間がとれる。
列車から見る大分湾は海の青さが印象的。そこに浮かんでいる白いヨットも美しい。大分駅からタクシーに乗って、味来軒を目指す。ところが、運転手が新人で心細い。そばで降りて、探すと保健所の南側に見つかった。ここは熊本ラーメンらしい。
先客がかなりいたため、その分待つことに。途中でセット用のチャーハンが切れたので、先に作っている。どこかで、こういった光景を見たことがある。デジャブか。チャーハンのあと、ラーメンへ。ここまで10分以上たっている。もう一軒食べられるか怪しくなってきた。丼に最初にたっぷりと油を入れる。そして醤油?ダレも。
麺は黄色く縮れていた。出てきたものは、それほどの色ではなく、少しやわらかめ。これは麺あげのとき、あとの方のがきたのかな。スープに油がよくなじんでいるらしく、入れたほどの油っぽさはない。でも、にんにくの焦げた香りは十分する。スープ自体はさっぱりしている。チャーシュー2枚は、バラで四角く、周囲に味がついている。あとはキクラゲと、半熟味玉半分。これで450円は安いと感じた。
次に大分ラーメンの本場の店へ。急いで宝来軒までいくと、なんと定休日と。がっかりである。
適当に道を拾って駅の方へいくも、ラーメン屋らしきものはない。駅の近くで晃星堂という書店を見つけて入り、大分、別府のラーメン120杯という本を買う。そこに載っていた駅前のらーめん工房ふくやという店にはいる。いや、列車の出発まで20分なので他に選択はできない。
薄暗くジャズが流れている今風の店内。ラーメン450円(+税)を注文。メニューの写真には一蘭のような唐辛子味噌が載っていたが、出てきたラーメンにはなかった。カウンターの上に、それらしきものは見あたらない。丼は黒色。
スープの感じは一蘭と似ているような気がする、さっぱりしたとんこつ。少し甘みがある。あとで化学調味料を感じた。麺は中細のものを堅めに出している。ただ、この太さではちょっと堅いかな。もう少し柔らかい方がこのスープにはあうだろう。気にいったのはチャーシュー。肉を食べるというほどよい歯ごたえがあり、また香ばしさもある。揚げネギ(もしかすると焦がし背脂?)のようなものが入っているが、風味に役立っているのかなあ。
さっと食べて駅へ。あそ4号。車両はゆふ号と一緒である。
大野川にそって南へ。犬飼という駅の前にラーメン屋があり、昔ラーメンというのぼりが出ていてちょっと気になる。
豊後竹田から阿蘇の外輪山を上っていくルートは期待したのだが、森が多くて眺めがよくなく、あまり迫力は無かった。トンネルを抜けてから大きく回って下っていくルートも今ひとつ。ところが宮地の駅から、阿蘇山の眺めが良くなり、十分に楽しめる。立野の手前のスイッチバックは、運転手はそのままで逆行していた。これなら時間がかからないだろう。
武蔵塚で乗り換えて、東海学園前へ。駅と隣接している。少し歩いて、産業道路の下に行くと、とろく黒亭の看板。でも残念ながら閉まっていた。日曜は3時までだとか。人がいただけに残念。これで、黒亭のもう1つの支店に行く気持ちも無くなってしまった。そこで、次の列車を水前寺で降りて、味の文化城文化ラーメンへ。中華風の華やかに見える外観。店を守っているのは年輩の女性。そして酒を飲んでいる常連?客。文化ラーメンを注文。
にんにくの効いた豚骨スープ。胡椒もきいている。麺はあまり細くなく、熊本に来たという感じ。キクラゲ。安い値段なのにチャーシューもしっかりと数枚。大分の味来軒よりも本場を感じる味だ。店の雰囲気からは感じられない力強い味である。
駅に戻ったときに荷物を忘れたのに気づく。走って店まで往復する。なんとか次の列車に間に合ったが息が切れて汗をかいてしまった。
結局、豊肥本線も熊本まで乗ったことになる。今日一日で九州の鉄道の未乗区間をかなり減らしたかな。
駅前は九州の大都市とは思えない静かな雰囲気。北側のガードをくぐり、もっとひっそりとしている駅の西側へ。鉄道関係の建物。以前訪れた三徳を探す。遠くに大きな看板が見えた。前に車が止まっている。店は開いていたが、2月末日をもって閉店という看板。店内は、以前訪れたときのような雑然とした雰囲気で、まだ店が続いているかのよう。
ちょうど店の2階から人が降りてきた。店主のおばあちゃんと息子とか。新幹線建設のための立ち退きで店を閉めることになったとか。そういえば、目の雰囲気が似ている。おばあちゃんは元気だとか。
閉店の直後に訪れたのは、青森の店以来かな。でも、三徳は一昨年食べているから。息子さんに店の前で写真をとってもらう。
駅の南側の踏切をわたり、市電の終点にある「やまと」へ。評判がよいようなので、今回は是非訪れたかった店である。夕方5時開店というが、まだ開いていない。ちょっと待つと、のれんを出して開店。広い店内だが客は僕一人。カウンターに座ろうとしたが、すすめられるままにテーブルへ。テレビが2台。
ラーメン500円を注文。豚骨のスープにほどよくニンニクが利いている。麺も中細の熊本の麺。スープと麺のバランスがとてもよい。コクがあり、飲みやすいスープだ。これが500円というのも納得価格である。
バスで交通センターまで。そこから歩いて繁華街へ。
「こだいこ」。前の2軒とくらべると、ベースのニンニクの効き方は強くなく、ちょっと薄い感じのするスープだが、麺を食べるには十分だ。テーブルの上の焦がしニンニクチップを入れる。でも、あまり風味が変わる印象ではない。熊本風というよりも、普通の豚骨ラーメンの感じだが、強いインパクトは無い。でも、昔ながらの安心して食べられるタイプなのかも知れない。注意書きに「こだいこ」はここ一軒と強調していながら、支店を出さないかという誘いの張り紙がある。
「天外天」に行くが閉まっている。そこで、繁華街にそそる看板があった、「貴龍」へ。和風らしい。ところが、なんと典型的な豚骨ラーメン。和風ダシが少し入っているのか。でもスープの味が、なんだか紙を噛むような味がする。麺は加水低めだが、不思議なもちもち感があり、悪くない。ただ、スープはどうも雑に感じる。なんだか、がっかりしてしまった。(あとで、O氏も同様に看板にだまされてこの店に入ったと聞く)。
ダイエーの8階にあるラーメン城下町へ。チェーン店が主体かな。とんこつばかりか。一心不乱という宮崎の店が気になった。先ほどの貴龍で食べていなければ、もう一軒くらい行けたのだが。
通町から最終のバスで空港へ。まだ開いていた売店で球磨焼酎を買う。飛行機は予定より早く羽田に着く。珍しい。(でもこの前の宮古島の帰りもそうだったかな)。
モノレール、浜松町の乗り換えもうまくいき、結局11時過ぎには家についた。
3月1日(土) 美女塚茶屋、【101】とんとん、【102】うま馬、【103】呉朝明、【104】だるま、【105】風八
またまた九州方面へ。1日乗り放題の3回目は、羽田=>福岡=>対馬=>福岡である。
5時に起きる。また、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。5時半すぎにでて、三田線、京急経由で羽田空港。チェックインしてラウンジにちょっと寄る。
飛行機には早めに乗る。やれやれ、と思ったら、管制のコンピュータの故障のため出発できず。最初は30分遅れと言っていたが、コンピュータ無しに10分おきにとばす、16番目、あれれ。
そのうち、機内で映し出されるNHKのニュースでも羽田のトラブルが取り扱われる。どうやら、全国の飛行機のスケジュールを監視しているものらしく、羽田以外にも影響があるようだ。9時近く、ようやくコンピュータ復帰ということだが、今度は降りるお客さんがいて、荷物を出すのにちょっと待ってくれと。ほぼ2時間遅れで出発。このようなときは、通路側でよかったと思う。圧迫感がないから。
向かい風で1時間40分ほどかかる。眠ろうというときに、機内サービス。ついついコーヒーを頼んでしまう。でもそのあとトイレに行けたのでよかったかな。
福岡空港。出たところ、どうやらこの便から対馬行きに乗り換える(一日乗り放題の)客がかなり(10人以上)いるようだ。誘導されてずっと歩いている。なんと、まだ、10時10分の対馬行きが出ていない。11:55の予定とか。喜ぶべきかなんというか。どうやら大幅に遅れている便が多いようだ。結局、12時過ぎに乗り込んで出発。ほっとするが着陸は対馬空港の天候しだいだ。すぐに飛行機は雲の中。 途中、キャプテンから無事着陸できそうというアナウンス。やがて下降がはじまり、海が見えてきた。そのうち険しい海岸が見えてくるとあっという間に対馬空港。
オリックスレンタカーは、マツダといっしょに、吉永レンタカーというところがやっているようだ。送迎バスで。ログハウスの事務所。
まずは厳原の街。小さな川沿い。商店が並んでいる。目指す和歌山ラーメンを出す焼肉店、釜山亭を見つけたが閉まっている。雨。外を歩いて宝来軒を見つけたがここも閉店。江崎泰平堂という店を見つける。ここで、かすまきを買う。そして、おなかが空いていたので、カステラ130円を買う。訪ねると、釜山亭は夜だけ、7時からとか。それじゃあ、食べられないじゃない。いずれにしても。
レンタカー会社で紹介された、そばの店、美女塚茶屋を目指す。島のほぼ南端にある。
おすすめセット。1000円。そば粉100%の対馬そばのほかに、六兵衛というサツマイモのでんぷんで作った麺も入ったセット。麺といっても長さは5cmくらいである。そのあとで、ざるそばも追加注文。密度の濃い、ずしっとした美味いそばだった。
豆酘で「つつ」と読む。読めるわけないぞ。
燈台のある岬、多久頭魂(たくずたま)神社。主藤家住宅に寄る。もう時間はなくなってきた。海岸沿いを道は行くように書いてあるが、実際は少し離れた山の中を通り、海の景色はあまりよくない。また、湾の奥でも海沿いには出ない。最後の湾はずっと高く巻いて、朝別れた道路に出た。ここからは、ほぼずっと下りで厳原へ。途中、比田勝103kmという表示に対馬の大きさを感じる。
厳原で、1軒確かめていなかったラーメン店があることを思い出す。とんとんという店。銀行のそばに車を止めて、ちょっと東へ。すぐに、発見する。博多とんこつと書いてある。11−9という営業時間から、夜の店ではないようだ。
先客4名。2人はすぐに出ていく。30くらいの小太りのお姉さんが一人。うーん、とんとんという感じかな。先客はラーメン、餃子、ライスのセットを注文したよう。それがすんでから、僕のラーメン450円。すぐに出てくる。スープに辛味の他に、もしかするとにんにくも使っているかも。さっぱりした豚骨だが、辛味を隠し味に使ってかなりいい仕上がり。
ちょっとのぞきに行くが、釜山亭はやはり閉まっている。
このあと、温泉で一風呂、そして酒屋で日本酒と焼酎を買う。南北の島を分ける水路の橋まで行って、戻ってくる。
レンタカー代金はガソリンを含めて7000円。実質5時間の旅になってしまった。まあ、そばもラーメンも食べれたし、温泉にも入れたから良いとしよう。北端を訪れる予定が南端になってしまったが。
対馬空港。結局、飛行機は19:45というアナウンス。もうちょっとレンタカーで走ってもよかったかなあ。でももう外は暗いし。おみやげをあれこれ買う。海産物くらいしかめぼしいものはないが。かすまきはもう買ったし。そのあとレストランでビール。土産物店もレストランも営業を延長している。ささいなことではあるが、これは嬉しい。飛行機に乗り込むときに、登録されていなかったようで待たされた。でも座席番号が書いてあるのに。結局、前のほうのまん中の席。客の一人が地上職員と会話。地元の人どうしなので、顔をよく知っているのだろう。売店でもそのような光景があった。
福岡空港へはまわりこんで南側から着陸。少し時間がかかった。8時40分。
地下鉄の1日券を買い、まず、博多駅で降りて、エアレール九遊きっぷをたずねる。明日からなので、12時にならないと発券できないそうだ。まあ、買うことは問題なさそうなので、もう一駅地下鉄に乗って、祇園へ。東横イン祇園。
飛行機の半券を見せると500円引きというので、手書きの搭乗券を見せると、八重歯のかわいい受付の女の子が、これは初めて見ました、と驚いていた。30年前は皆こうだったのだが。
部屋は2階。値段高めのシングル。ベッドが広く気持ちいい。部屋に圧迫感がないのもいい。荷物を出して、再び外へ。その前に、1階にあるパソコンでメールチェック。
まず一軒目、と。ホテルのまわりを一周したが、二葉はわからない。駐車場になっている。そこで、うま馬に入る。
40年前の三馬路の醤油ラーメンということらしい。洋風のスープのような淡い色。麺は平打ちで、これがちょっと柔らかすぎる感じ。飲んだあとにはいいのかも知れないが。スープは豚骨、野菜ベースだが、いかんせん化学調味料が。。飲んでいるときから感じる。もう少し控えてもいいのではないかな。まあ、酔客相手だとこれくらい必要なのかな。チャーシューは、モモ?とバラの2枚だが、モモの方、厚みはあるのがいいのだが、とても堅く、一度ではかみ切れない。博多では違うタイプなので、期待したけれど、ちょっと残念だ。
地下鉄に乗り、天神で降りる。
まずは、この前2回振られた呉明朝。親富孝通りを歩いていくと、まだ早い時間に倒れている若者がいる。ルートは完全に覚えている。今日はやっていた。
飲み物も注文しようかと思ったし、薦められたが、奥の先客4人がラーメンだけ食べていたので、僕もラーメンを注文。
おいしそうな焼酎が並んでいるが、自重しよう。焼きワンタンも一人で食べるには量が多そうだ。今晩はラーメンなのだ。600円+30円。見た目はちょっと茶色のスープ。ふりかけられている胡椒が隠し味かな。脂はあまり強くないが、スープには混ざっているのだろう。バランスのよい味でスープを髄からしっかりとっているのがわかる。麺は中細くらいであまり細くは、ない。ついつい、スープをごくごく飲んでしまう。たっぷりの胡麻もよく合っている。チャーシューは厚めで大きい物が1枚どーんと乗っている。これが、魅力の一つかな。味があまり強くないので、チャーシューというより、豚肉スライスという感じなのだが、柔らかく仕上がっていて、うまい。(ガイドブックの写真だと小ぶりのが2枚である)。ちょっと混んでくると、ラーメンだけの客には居心地が悪いかな。今度は、飲みをかねて、だれかとやってこよう。といってもいつになることやら。
天神の方に戻る。行こうと思っていた対州軒の屋台は今日は出ていないようだ。手前の小金ちゃんには行列。本屋に入るがめぼしいものはない。そこで、タクシーを拾い、博多だるまへ。11時前だったので基本料金580円で到着。
プレハブ2階建ての一階。オープンな感じの店で、カウンター、テーブルと広い。ちょうど客が出ていくところで、準備にちょっと待たされた。ラーメン650円は強気か。ワンタンメン800円を注文。スープはよくとろみが出ている。背脂がかなり入っているが、豚骨からもダシはよく出ているとろみだと思う。あまり味は強くなく、このとろみで麺を食べさせるようだ。極細の低加水麺。かため。ワンタンは、薄い皮で味をかなりついた餡をつつんでいる。この味はスープの薄味を補うような感じでいいかな。
にんにくをすりつぶして1つ入れても、味はあまり壊れなかった。若者を満足させるようなタイプのラーメン。
中心地の方向へ歩いている、ふーとんという店を確認するが、すでに閉まったあとだった。そこでガイドブックを見て気になっていた、風八(かざっぱち)へ。和風の雰囲気の構え。店に入ると、木のカウンターで、雰囲気よくまとまっている。でも先客はいない。ラーメン500円を注文する。背の高いハンサムな店主と、ちょっと小太りで眼鏡をかけた店員。
ラーメンは、黄土色というかクリーム色のスープ。でも脂はあまり浮いていない。一口飲むと、ぐぐぐっとくるコクがある。一口目には、魚を使っているのでは、と思うような複雑な味がした。でも、基本は豚骨から丁寧にとったスープ。雑味をほとんど感じない。麺は中細の堅めのストレート麺だが、スープに夢中になってしまった。ここでは、麺はスープを楽しむための道具のようだ。具はバラを巻いたちょっと薄いチャーシュー、きくらげ、海苔、青ネギ。それがちょうど丼を4等分するようにきれいに乗せられていて、見た目も美しい。チャーシューが他店のように多いといいかな、とも思うが、この店のスープの前ではなにもいらないと思う。
いや、前回の三樹といい、今回の風八といい、予想もしなかったびっくりさせる店があるのが面白い。そのような質の高い店に客があまり入っていないのが残念だ。
歩いていくと、中州の方に出た。屋台が並んでいて活況だ。橋のたもとの一竜という店には行列もできている。もう一杯くらい食べられそうだが、風八を味わったあとでは、失望するのは目に見えている。今日は止めておこう。